この場合、Lv91~の黒魔道士を例に挙げると、ジョブ特性として「魔法攻撃力アップ」+40相当をデフォルトとして持っていますが、仮に素っ裸で魔法を撃つ場合、後者の場合「魔法攻撃力」が+30「加算」されて+70(魔法攻撃力1.7倍)扱いとなるのに対し、前者に該当する属性を使う場合には「魔法攻撃力」が+30されるのではなく、魔法攻撃力+40(特性枠)×属性攻撃力アップ+30(アートマ)の「乗算」処理になってるので、この部分だけでの倍率を計算すると1.40×1.30=1.82倍ということになる。
また、よく知られている属性杖の同属性魔法ダメージアップは「最終的に出てくるダメージ」を+10%(HQで+15%)するものなので、これら魔攻アップや属性攻撃力アップとはさらに別枠の特殊な「乗算」処理ですし。
実のところ魔法ダメージの算出はもっとややこしいらしいので、これはかなり簡略化してますが・・・
数字として分かりやすいのは、天神地祇薬の使用時にどちらのアートマになってるか。
天神地祇は魔法攻撃力枠で+900相当の強化が付きますが、この場合、魔攻+30のアートマと属性攻撃力+30のアートマとでは、威力にかなりの違いが出ます
この場合、前者はそこだけ見れば魔攻+930なので強化率3%強程度ですが、後者は魔攻+900×属性攻撃力+30なので魔法攻撃力9.00倍×属性攻撃力1.30倍=11.70倍相当。大元からみると9倍か約12倍かというくらいの差がある感じです。